2010年4月20日火曜日

Darwin

Darwinとは、Mac OS Xの基本部分をオープンソースとして公開するというApple社のプロジェクト。また、その結果として開発された「OSの基本部分」を指すこともある。 Darwinプロジェクトは1999年のMac OS X Server発売と同時期に開始され、まずAppleTalkやHFS+ファイルシステム、NetInfoディレクトリサービスなどのソースコードが無償公開された。これらのソースはAPSL(Apple Public Source License)というApple社のライセンス規約に従って利用することができ、オープンソースとして様々な人の手によって修正や改良が加えられた。 その結果を吸収し、Mac OS Xのコアとしたのが「OSの基本部分」としてのDarwin(「Darwin OS」とも呼ばれる)である。Darwin OSはMachマイクロカーネルやBSD 4.4を基本に、上記の公開された機能などを組み込んだもので、いわばMac OSからユーザインターフェースなどの部分を削ったものと言える。 なお、DarwinはMac OS Xのコアとして採用されているものの、それ自体はオープンソースなコアOSであって、Mac OS Xと不可分なわけではない。事実、x86系CPU上で動作するDarwin OSなども公開されている。



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